SIGHT 54号

2012/12/24発売

雑誌コード 09798-02
発売日 2012/12/24
定価 817円(税込)

●特集「大丈夫か、日本。暗黒の4年が始まる?」
‐インタヴュー‐
田中秀征(民権塾主宰/元経済企画庁長官)
「早急に総選挙という事態になるんじゃないかと思っている」

東浩紀(ゲンロン代表取締役/早稲田大学文学学術院教授)
「保守とかリベラルっていう対立の構図ではない、新しい言葉を作らなきゃいけない」

藤原帰一(国際政治学者/東京大学法学部・同大学院法学政治学研究科教授)
「日本の二大政党とは政府党と在野党である」

湯浅誠(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事/反貧困ネットワーク事務局長)
市民活動家が政府参与に就任した3年の任期中、与党側の視点から、官僚そして市民活動のあり方をどう見ていたのか

孫崎享(元外務省国際情報局長)
竹島、尖閣、米軍配備……諸外国に翻弄され続ける日本外交は、新政権の下で、次なる姿勢を世界に示すことができるのか

保坂展人(世田谷区長)×小熊英二(慶應義塾大学総合政策学部教授)
「今回の国政選挙まで、とにかく懲罰投票が続いている。有権者は現実として議員に期待をしていない」

内田樹(哲学者・神戸女学院大学名誉教授/武道家・凱風館館長)×高橋源一郎(文芸評論家・作家/明治学院大学教授)
「3・11と今回の選挙が、日本の戦後民主主義の底だ」

12月24日発売のSIGHT54号では、自民党が記録的な圧勝を収めた12月16日の衆議院選挙を総力特集。まったく選択肢の見えなかった今回の選挙、どのような日本の政治構造から今回のような状況を迎えたのか、今回の選挙を受けて日本はどんな一途を辿るのか、これからの日本の政治を変えていくにはどんな方法があるのか、今最も必要とされている議論と言葉を以下の9人の識者が語ります! また、恒例のブック・オブ・ザ・イヤーも掲載。文芸・評論では高橋源一郎×斎藤美奈子が、エンターテインメントでは北上次郎×大森望が、今年読むべき注目書を語ります!どちらもSIGHTにしかできない大特集です。是非じっくりと読んでいただければと思います。

●第2特集 ブック・オブ・ザ・イヤー2012
年末恒例「ブック・オブ・ザ・イヤー」、今年もやります! 高橋源一郎×斎藤美奈子による文芸・評論編、北上次郎×大森望によるエンターテインメント編、そして小田嶋隆連載「ベストセラーを読む 万巻一読」の2012年総集編の3本立て。56ページに及ぶ大特集です!!

●連載インタヴュー 北野武
「『アウトレイジ ビヨンド』公開後、を語る」

●SIGHT LINE
Magnum Photos
“The Nudes”

<連載コラム>
斎藤美奈子「J-POP文学論」/酒井啓子「中東ABC」/ピーター・バラカン「名盤おとぎ話」/泉麻人「青春のJ盤アワー」

<連載マンガ>
松苗あけみ「オヤジのための恋愛講座」/いがらしみきお「5秒前の世界」

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