社員の声

イベント部

30代女性 社員 入社4年目

  • どのような仕事をメインにやっているんですか?
    また、1日の仕事のスタイルを教えてください。

    フェスの制作を中心に行っているイベント部には、約20名の部員が在籍しています。内訳としては、ステージ・会場設備・飲食出店管理・協賛ブースの制作を担当する部員が約半数。あと半数が、票券・広報・公式サイト管理・グッズ制作というような割合です。各業務、担当制にはなっていますが、やっていることはシンプルで「フェスのユーザーが潜在的に何を求めているか」に向き合い、ステージや会場設備の装飾やデザイン、グッズのデザインをどのように制作し、その為の新しい提案・企画を考え出すのが我々の仕事です。そして、モノ・人・情報の3つが、適切なタイミングで適切な場所に用意されるように、スケジュールを含め進行を管理していきます。もう少しわかりやすく言うと、実際にステージを建てたり、グッズを作ってくださる人は社外にいます。その社外の方々に、適切な情報を伝えて備品や商品を発注したり、作業に必要なアルバイトスタッフを発注したり、本番日をきちんと迎える為の準備を、それぞれの担当業務の中で行っています。
    私は今イベントのオフィシャルグッズの制作全般と、rockin’star★というアパレルブランドのディレクターもやっていますが、1日の流れとしては、朝は関係各所から来るメールの整理と、お客様からの問い合わせ対応から始まります。お昼頃になるとメーカーとの商談を行ったり、展示会に赴いて新しい商品をチェックしたりします。イベントの開催日が近づいてくると、関係各社を集めた大規模な会議が月に何回か入ってくるので、その会議に出席し、外部スタッフと一緒に本番日を迎えるための準備を着々と進めていきます。

  • フェスをよりよくするために工夫して現場を観察していることはありますか?
    また、フェスに対するお客さんの声はどのようなところから把握して、
    どのくらい参考にしているんでしょうか?

    お客様の声はめちゃくちゃ参考にしています。イベント部の人間は、本番期間中は、お客さんのことしか見てないと言っても過言ではないくらいだと思っています。ロッキング・オンのフェスの最大の売りは「快適性」です。今ロッキング・オンは、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、COUNTDOWN JAPAN、JAPAN JAMという3つの大きなフェスをやっていますが、その中でも屋内で開催しているCOUNTDOWN JAPANの会場内レイアウトはまるで精密機械のようです。たとえばゴミ箱ひとつから、ブースの位置、テーブル・椅子の位置、すべてにおいてお客様の導線を緻密に計算して、物を置いています。かつ、毎日更新しています。現場でお客様の流れを実際見て、「あそこもうちょっと奥まっていたほうがいいね」とか「もう少しここを広くしよう」「ベンチを足そう」等、細かい修正を会場全体で行っています。スタッフはみんな無線機を付けているんですが、それを活用し、会場内の情報をチェック・共有して各スタッフが動いています。あと、お客さんの声をダイレクトにキャッチできるツールで、「ひと言アンケート」というものがあります。実際にお客さんが「ここ、こうなってるよ」っていう情報を書き込めるようになっているんです。それをイベント部員全員が閲覧できるよう、スプレッドシート上でチェックします。シートには、改善担当の項目もあって、誰がそれを改善したかっていうのも含めて全部共有するんです。フェスのレイアウトが少しでも良くなるように、本番期間中もスタッフ全員命懸けて向き合っています。フェスが終わって来年のことを話し始めるときに、開催期間中に改善することができなかった点は、来年への宿題として取り組んでいきます。また、広報担当中心にSNSの投稿のチェックもやっています。それも「ひと言アンケート」と同じように、改善できるところがあれば部内で共有してすぐに対応します。開催後のアンケートについても参考にします。選択科目がたくさんありますが、全部チェックします。次回の開催に向けて全て洗い出しをして、お客さまのために快適性を少しでも上げられるよう、日々お客様の声に向き合っています。

  • 様々な形で音楽と関わることが多いと思いますが、入社前と入社後で音楽に対するイメージや働くイメージに変化がありましたか?また音楽の知識はどのくらい必要ですか?

    私はロッキング・オンに入る前は映画関係の仕事に4年間従事していました。その頃からなんとなく音楽業界や音楽シーンに対するイメージは持っていたんですが、ロッキング・オンに入って、そのイメージが本当にガラッと変わりました。入社する前は、いわゆる音楽シーンみたいなものって、アーティストや業界関係者が作るものだと思っていました。でも、入社してシーンって発信者とユーザーが共鳴して作れるものだっていう印象を持ちました。入社前、ロッキング・オンのフェス以外のフェスも含めて、いろんなフェスに行ったんですけど、ある時「ロッキング・オンのフェスはなんかちょっと違う」とCOUNTDOWN JAPANの会場で感じたことがあって。これと似た感覚ないかなあって考えてみたら、信号に1回も引っ掛からずに目的地まで行ける感覚に似てるなあって思ったんです。「何万人もいるのにそれってすごくない?」って思いました。
    その理由は「ユーザー至上主義」っていうのが実現できているからなんだって入社してからわかったんです。ロッキング・オンのモノ作りって、「こういう人にこういうものが受けるんじゃないか」っていう気持ちが乗っているモノづくりで。その感覚をフェス会場でなんとなく感じて、私はこのロッキング・オンの門を叩いたんですが、入ってみると「ああ、やっぱりなあ」って納得できたことがすごく多くて。で、そういう会社って実はこの音楽業界にあんまりないんじゃないかなあと思っています。
    音楽の知識については、私は入社前は邦楽フェスのユーザーではあったんですけど、洋楽の最新シーンにはまるで疎かったんです。でも、ロッキング・オンの社員として関わる外部スタッフの方の中には「『rockin'on』がすごく好きで昔から読んでいて…」というような方もいて、そういう環境に身を置くと、自然とその気持ちに応えたいと思うようになりました。業務に携わっているだけでいろんな音楽ファンの方と向き合うことになるんです。しかも社内には最新情報を発信してくれる媒体がある。そうすると、自然に勉強もできるし、自然と入っていくんですよ。だから私は洋楽の知識については、完全に入社後に身につけました。今は、その最新の洋楽シーンから制作のヒントを得たりもしています。もちろん、誰よりも知識があるっていうことはアドバンテージにはなるかもしれないですけど、吸収する意欲さえ自分自身が持っていれば、入社してからでも全然遅くないと思います。

イベント部

20代男性 社員 入社3年目

  • ロッキング・オンのイベントは「参加者が主役」を掲げていますが、一方アーティストサイドとはどのようなスタンスでイベントを運営されているのでしょうか?

    例を挙げると、ROCK IN JAPAN FESTIVALは2016年からLAKE STAGEエリアとGRASS STAGEエリアを結ぶ導線を一本から二本に増やしました。新たに増やしたまつかぜルートは、それまでアーティストや関係者の通行に使っていた裏導線でしたが、導線の混雑によるストレスを軽減するために、お客さんに開放したんですね。裏導線がなくなることによって、スタッフやアーティストは不便になりますが、何らかの妥協点を設定して、理解してもらいます。例えば、それまで割と距離が離れているGRASS STAGEエリアからLAKE STAGEエリアまで送迎車を出していたのを、中継地点のPARK STAGEにも車を出したりだとか。そういうふうにアーティストサイドに話をしたりしています。
    僕はロッキング・オンに入る前、別の会社でコンサートの制作の仕事をしていたんですけど、ロッキング・オンのフェスが画期的だなあと思ったのは、ライブには必ずPA・照明のオペレート卓があるんですけども、それがROCK IN JAPANのGRASS STAGEは客席エリアのど真ん中にないんですよ。スタッフ目線では音作りや明かり作りはど真ん中にあったほうが間違いなくいいんです。でも、客席エリアのど真ん中はお客さんのものだっていう理由で横にずらしているんですね。僕からしたらそれがロッキング・オンの「ユーザー第一主義」をよく表してるものなのかなあって思いました。

  • 同じ業界内でのロッキング・オンという会社ならではの特徴は何だと思いますか?

    業界としては、結構真面目な会社だなと思います。なんでそう思うかっていうと、反省会っていうものをかなり頻繁にやるんですよ。イベント部でいうと、部内の反省会、「運営反省会」って言われるフェスに関わってる各社のスタッフの方を含めた反省会、社内全体でやる「社内反省会」、あと社長とイベント部による「社長反省会」っていうのもあります。その各反省会で出た内容を資料化するので量も大量で。だから、そのフェスの翌年の会議の1回目の議題の量もすごいことになっちゃうんですけど。でも、その反省会で出た内容が次に活かされて、どんどんフェスやイベントが改善されていくっていう、そういうサイクルなんです。フェスのインフラ作りって基本的に前回どおりにやろうと思えばやれるんです。関わっている方、みんなプロなので、「昨年どおりでお願いします」って言えばできるんですけども、絶対そうはしない、毎年改善しようっていう意識が強くあります。フェスの開催期間中もどんどん改善できるところはしていて、それをお客様にもわかっていただいているので、アンケートの回答率も凄まじく高いんです。そういった環境を作ってるからこその好循環ができているのではないかと思います。
    このPDCAサイクルは、フェスだけじゃなくて、社内の育成制度にも取り入れられています。月に一度の面談があって、半期ごとの目標を各社員それぞれ3つぐらい定めて、毎月「今月はこの目標はこれくらいできたから達成率は何パーセントぐらいだね」みたいなことを上司と確認するんですね。その積み重ねで年度末には評価面談があって。だから人事や評価も結構明快だなと思います。例えば、チームワークがどうだとか自主性がどうだとか、意欲があったかどうかとか、それぞれの項目に対して明確に評価がされます。自分が思う点数と上司が思う点数を突きつけて、そこに差があったらその理由について具体的に話し合って。そういうところも真面目でしっかりしてるなあっていうのがロッキング・オン・グループの印象です。

rockinon.com編集部

30代女性 社員 入社6年目

  • 部署内での役割を教えてください。また、rockin’on.comのコラムや特集などの題材は編集社員の中で交代して発案しているのですか?

    rockinon.comに載っている記事は、大きく言うと、ニュース、ライブレポート、ディスクレビュー、あとここ最近力を入れているコラムがあります。私の基本的な仕事は、1日でどのニュースを何時に公開するのかを決めるニュースのピックアップと、上がってきた記事を責任を持って公開するという作業です。上司からは「あなたはコントロールタワーだから」っていうようなことを言われたこともあるんですけど(笑)、そんな役割を担っています。
    編集部員は私を含めて今8人なんですけど、週に1回、扱う題材を決める編集会議を行って、そこで部員全員でネタ出しをしています。そこで、「なんの題材をどういう切り口でどのライターさんにお願いするのか」っていうことをそれぞれが考えてプレゼンをしています。そのネタに対し、「これが足りないんじゃない」とか「こうすればもっとよくなるんじゃない?」っていう意見をみんなで言い合ったりして題材を決めていきます。ひとつの議題について2週間連続でずっと話し合ってやっと結論が出たっていう時もありますし、部員同士で刺激し合ってやってますね。
    その記事が何人に読まれたかっていうPV数を指標にすることも多いのですが、議論が活性化した記事のPV数が高かった時は、「ユーザーが読みたい切り口を我々が導き出してその意図をライターさんに理解して書いてもらった、その結果だね」って話しています。編集部にやる気が出るのですごく嬉しいですね。

  • 紙媒体との差別化、およびWEBの強みを教えてください。

    rockinon.comでいうと、ロッキング・オンの紙媒体との差別化についてはふたつあるなと思っています。ひとつは扱う原稿が幅広いっていうこと。もうひとつはリアルタイムで求められている批評に応えるということです。雑誌の『ロッキング・オン・ジャパン』やフェスに出演しているアーティストはもちろんrockinon.comでも扱いますが、歌い手さんやアイドル、あとはアニメとかドラマとか、広いジャンルを取り上げています。でも見境なく扱ってるというわけではありません。「批評性」を持ってそのアーティストや作品に対して向き合えるのかどうかっていう点で決めていきます。ロッキング・オンの武器である「批評性」を、今バズっているモノとか人とかコトに対して、リアルタイムで投げ掛けていくことによってどうなっていくのかーーそういう姿勢で臨んでいこうと考えています。その記事が投稿された結果、議論が白熱して、ユーザーの方々同士のコミュニケーションが生まれていくことも多いので、やっぱり我々が作るべき音楽サイトっていうのはこういうものなんだろうなあと、そこはWEBサイトだからこそだなあと思っています。

  • ロッキング・オンに入社しようと思ったのはどうしてですか?

    ズバリ自分の力を試したいと思ったからです。今ロッキング・オンに入って6年目なんですけど、前職は新卒で入った会社で、かなり大人数の会社で雰囲気も割と緩くて。私が入社したタイミングでは、上の世代の方々がたくさんいらっしゃる状態だったっていうこともあり、自分自身の成長している感覚があまり掴めなかったんです。ゆる~く在籍するっていう働き方もありだと思うんですけど、自分は「こういう感じで働くためにこの会社に入ったわけじゃない」とか「このために大学時代頑張って勉強したわけじゃない」みたいな気持ちが生まれて転職活動を始めました。ロッキング・オンはもともとすごく好きな会社で、その時たまたまWEB事業部で募集があったので受けてみて。転職活動をしていく中でどんどんロッキング・オンという会社のことを知っていったんですが、いざ蓋を開けてみるといろんな事業がいっぱいあって、「フェスとイベントも雑誌もあってテレビもやってるの?」みたいな(笑)。で、今は100人ぐらい在籍してるんですけど、私が転職活動をしていた頃はまだ60人とか70人ぐらいの会社で、「なんでこんなにたくさんの事業をその少人数でできるんだ?」と。つまり、ひとりひとりの力がすごく強いのではないかと思っていました。
    編集会議はひとりひとりが意見を出して、その企画が通るという形で、お互い刺激しながらも割と和気藹々とした雰囲気で行っています。自分の意見というのを上司がちゃんと受け止めてくれて、それが実際に形になって成果が上がるっていうのがすごく目に見えてわかる会社なんです。なので、「自分の力を試したい」っていう、転職に対する願望が実現できた会社だと思っています。ですから、少数精鋭なのでひとりひとりがすごく力を持っていて、プロフェッショナルな方々がいっぱいいます。仕事の悩みを相談してもズバリ言い聞かせてくれますし、良いときはすごく褒めてくれ、ダメなときは「ここはダメだ」と言ってくれる。ひとつひとつの物事に向き合ってお話をしてくれるので、すごく力になると感じています。

CUT編集部

30代女性 社員 入社14年目

  • インタビューで本音を引き出すために意識していること、また、読者が知りたい内容を引き出すために意識していることは何ですか?

    「本音」を「本質」だとするとーーそのアーティストが何を目指しているのかとか、どういうことをやりたいのかとか、どういう美学/哲学でこれまでやってきたのかとかをきちんと理解をして、「これから先彼ら/彼女たちがどういう方向に向かっていくのかな」とか、インタビュアー自身がその人だったらどうなか、というぐらいの熱量と思いを持って、調べられるだけ調べるっていうことが大事だと思います。あとは、そのアーティストが語りたいことが読者もそのまま知りたい内容だったりすることも大いにあることなので、なるべくそのアーティストが話したいことを引き出すのもひとつのインタビュースキルだと思うんですね。読者の皆さんには、読むために文章が整えられた状態の記事を読んでもらっていますが、やっぱり人と人とのコミュニケーションなので、実際のインタビューではディスカッションみたいな時もあるんです。基本的には相手が話したいことを話してもらいながら、ここぞっていうポイントで、批評的な価値観をぶつけたり、本当は語りたくないことかもしれないけども、読者が知りたいところーー本音を引き出していくためには、インタビューの構成が重要だと考えています。インタビュアーは事前に台本みたいなものを用意して臨むんですけど、相手がどう応えるかっていうのはその場にならないとわからない部分もあるので、そこに対してはフレキシブルに質問を変えてっていうことはどのインタビュアーもやっていることだと思います。

  • 他の雑誌との差別化はどうやって行っているんですか?

    『CUT』の競合というと、様々なカルチャー媒体になると思いますが、大きく差別化できるのは、どれだけ編集部発信で伝えるべきことを伝えているかっていうところだと思います。具体的なやり方のひとつとしては、あるひとつのコンテンツに対して競合媒体を意識して、差別化するっていうやり方があります。たとえばある声優さんを取り上げる場合、その声優さんが果たしてどのぐらい、紙やウェブやテレビといった他のメディアに露出してくのかっていう情報を集めます。その声優さんを担当している編集部員が、世の中に出回っている情報はもちろん、その声優さんが出演されている映画の宣伝担当の方や、アニメ制作会社やレコード会社の方と密接にやり取りをしながら情報を収集していくんですね。
    マーケットが大きいっていうことは、それだけ惹きつけられている人が多いっていうことなので、そこには必ず理由があるんです。今、エンタメのコンテンツって本当に幅広く存在していて、ゲームもあればアニメもあって、メディアミックスのコンテンツがすごく増えていますよね。なので、私たち編集部員は、そういったカルチャー全体を見渡して、何が今のユーザーにアピールしてるのか、どこに人が惹きつけられているのか、アンテナを張り巡らせて、その理由っていうのを探って、部員同士で情報共有して雑誌を作っていってます。

WEB事業部

40代男性 社員 入社5年目

  • ロックに興味がない人にもサイトを見てもらえるように工夫していることや、より多くの人がサイトを訪れるように心がけていることはありますか?

    ロッキング・オンにはロックに興味がない人が訪れるサイトもあります。例えば「まんパク」というフードフェスの公式サイトを訪れるのは家族層が多いですし、コーポレートサイトにある採用情報ページには学生の方々に読まれます。他にも「rockin'star★」というアパレルブランドの公式サイト、「音楽文」という投稿サイト、「RO JACK」というオーディションサイト、ロッキング・オンがマネジメントしているアーティストの公式サイトなど、会社が手がけるWEBサービスは多岐にわたります。
    サービス内容が違えば訪問者の目的も変わりますよね。最新の音楽ニュースが知りたい人もいれば、おいしいご飯を探している人もいる。まずはそこを見極めることが大切です。加えて言うと、多くの人に訪れてもらうことが本当の目的なのか?という点も考えます。例えば、ロッキング・オンの事業に全く興味のない不特定多数のユーザーが1日1万人訪れるのと、ロッキング・オンの出版物やフェスが大好きな、いわゆるロイヤリティの高いお客様が1日千人訪れるのと、ロッキング・オンにとってはどちらが正解なんだろうって。なので心がけているのは、各部署の担当者と一緒にそのサイトがどうあるべきかをしっかり話し合うことです。目的や目標が決まったらPV数やコンバージョン率などの指標を確認しながらサイトを改善していきます。どのページが人気なのか?どこから流入してきたのか?ーーそういうデータをひとつひとつ丁寧に集めながら新しい施策を考えて、実施後はまた数字を集計して、成功だったのか失敗だったのかを振り返る。いま世に出てるものが完成形だとは思っていないので、PDCAサイクルを回しながらより良いサイトになるよう改善していくんです。

  • WEB事業部にとって必要なパソコンスキルとはどういうものなんでしょうか?

    PCスキルって本当に多岐にわたると思います。ExcelやWordといった事務系ソフトが使える。PhotoshopやIllustratorなど制作系ソフトが使える。HTMLやCSSなどの言語が書ける。Googleアナリティクスでデータが分析できる。WordPressのようなオープンソース・ソフトウェアでサイトを構築できる。これらはすべてウェブ制作に必要なスキルだと思います。でも、今言ったようなスキルがなくても、ロジカルな要件定義ができて、企画立案ができて、プレゼンテーションができて、進行管理や予算管理ができて、プロジェクト全体をマネジメントしながらPDCAを回していける人っていうのはWEB事業部にとってとても大切な人材です。
    いまWEB事業部には12人の部員がいますが、前職がエンジニアやデザイナーだった人たちは自分の手を動かすスキルが多く、ディレクターやプロジェクトマネージャーだった人たちは周囲をコントロールするスキルが多いかもしれません。みんなWEBメディアに携わってた人間ではあるんですけど、まったく違う世界で生きてきた人たちが共存しているので、とても学べることが多い環境だと感じてます。

  • 他部署との関係性や会社全体の雰囲気を教えてください。

    ロッキング・オンでは全ての事業が密接に関わっています。一番わかりやすい例はフェスですね。会場のインフラやステージはイベント部が作りますが、出演するアーティストのブッキングやアテンドは「ロッキング・オン・ジャパン」編集部が担当しています。「RO JACK」で優勝しフェスに出演するアーティストのアテンドは、オーディションを運営しているRO ジャパンエージェンシーが担当しますし、スワン・ソングは「JAPAN COUNTDOWN」というテレビ番組の撮影でフェスの会場に入ります。WEB事業部はフェスの様子を配信する「クイックレポート」というコンテンツの運営に携わるので、フェス開催前から当日まで多くの部署と関わります。
    このように、様々なメディアに携わっている人たちがひとつの目標に向かって動いていけるのが、ロッキング・オンという会社の最大の強みです。これは最大の魅力でもあるので、わたしは入社してからの方が会社を好きになりました。
    会社全体の雰囲気は、いろいろな部署の人たちと多くの時間を過ごすので「他部署」という概念は徐々に薄れていきます。また、各分野のプロフェッショナルと一緒に働けるので、勉強できることが多く、いつまで経っても本当に飽きません。部署によって歴史や文化が少しずつ違うので、その辺りの違いを知るのも楽しいですよ。

WEB事業部

30代女性 社員 入社6年目

  • 入社前までのバックグラウンドとは異なる仕事を担当する際、どのように取り組みましたか?

    私は新卒で入った会社の企画・マーケティング部門に7年間いました。その後、ロッキング・オンに転職し、WEB事業部にいますが、実はデザインもプログラミングも全然できなくて……。私がなんでそれでもやっていけるかというと、たとえばもし芸術的なデザインを作れたり、スマートなプログラムが書けたりっていうような専門スキルを持っていたとして、それはそれで素晴らしいことで、そのスキルを活かして活躍する機会も当然あるんですけど、「結局そのスキルを何にどう使うのかっていうことの方が重要だよね」って部内では話しています。
    ロッキング・オン・グループで働くっていうことは、音楽にまつわる新しい体験による驚きや、こういうサービスが欲しかったっていう心の奥底の欲望が実現される感動を作り出すことだと思うんです。その目的においては、例えばサイトを実装するとか、アプリを作るっていうのは方法のひとつでしかありません。体験や感動を実現するために一体何が必要なのかっていうのを徹底的に考えて、その結果、自分が今持つスキルで足りない部分があれば、部署の仲間に相談したり、別の部署の方に相談することもあるし、それが最善で最速の解決法だと思えばセミナーに行ったり塾に通ったりして勉強する人もいます。あとはフィットする外部のパートナーさんを自分で探してきて、「一緒に仕事しましょう」って持ちかけることも珍しくありません。なので、専門的なスキルのありなしっていうよりかは、本質的な目的、「この事業の目的ってなんだろう?」とか「お客さんに何を届けたいんだろう?」っていうようなことを見定めて自分の力で実現していくっていう、そういう部分の方が大きいですね。そのためのいわゆる最新のビジネスやサービス、それこそIT系の技術とか業界のトレンドに関する情報収集っていうことについては日々努力を続けています。