音楽が広げていく
ロッキング・オンの事業

ロッキング・オンは出版社でしょうか? それともイベント会社でしょうか? ウェブメディア企業? プロダクション?
そのすべてを行っているロッキング・オン・グループの各事業を紹介します。
そして、これを読むと、それぞれの事業が必然的に関連し合っていることも理解していただけると思います。

メディア業務

ロッキング・オンの最新メディアである音楽情報ウェブサイト「rockinon.com(RO69)」や、洋楽・邦楽のナンバーワン雑誌『rockin’on』『ROCKIN’ON JAPAN』、エンターテイメントの今をどこよりも自由に扱うカルチャー雑誌『CUT』と『H』、また、一線級の論者が集結しリアルな社会問題に深く切り込む雑誌『SIGHT』、従来になかったアングルで芸術表現への新たな視点を拓く雑誌『SIGHT ART』といった出版メディア、また、テレビ音楽番組『JAPAN COUNTDOWN』やNHK-FM『ミュージックライン』といったテレビ・ラジオの番組制作など、ロッキング・オン・グループのメディアに関する仕事を最前線で行うのがこの業務です。

ここでの仕事は多岐にわたります。時代を牽引しているアーティストや期待の新人ミュージシャン、あるいは著名な映画監督や気鋭の俳優、各界を揺るがすクリエイターやパワフルなメッセージを放つ批評家や学者など、さまざまなシーンのリーダーたちへの取材、読者に喜んでもらえるような原稿の執筆、あるいはそのメディアのクオリティをさらに高める校正や進行管理、それぞれの媒体を積極的にセールスする広告営業などの他、ウェブサイト「rockinon.com(RO69)」の編集業務では、ニュース原稿やライブレポートの執筆のほか、フェス期間中にはたくさんのユーザーが閲覧しに集まるクイックレポートの企画制作も現場から行っています。また、テレビ番組『JAPAN COUNTDOWN』やNHK-FM『ミュージックライン』では、ロッキング・オンならではの批評的な切り口で番組制作を行っています。
洋楽・邦楽のナンバーワン雑誌、音楽情報サイトとして急成長を続けているウェブサイトなど、ロッキング・オンのメディアは常に大きな注目を集めています。それを支え発展させるのが、このメディア業務です。

イベント制作業務

27万人を集めた夏の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や18万人を集めた年末の「COUNTDOWN JAPAN」といった大型フェスから、この日限定のセッションなど新展開のトライアルを続ける「JAPAN JAM」、次世代アーティストが集結する「JAPAN’S NEXT」、そして、東京・大阪で定期開催している巨大フード・フェス「まんパク」など、この業務が担っているフェス/イベントは多種多様です。

イベントの企画制作は、参加者のストレスを最大限減らすための緻密な運営やライブの熱量をさらに上げるステージの制作、音楽以外にも喜びを提供する飲食の出店管理など、規模の大小にかかわらず、いわばひとつの街を作り出して動かすほど膨大な範囲をカバーしています。また、それらイベントを広く知ってもらう広報や宣伝、チケットの販売、グッズの制作・販売管理、Tシャツブランド「rockin'star★」の制作・販売管理、協賛各社対応なども、業務の範囲になってきます。
そこでの心構えとしては、それぞれの担当業務においてディレクター的立場から社内外のスタッフと協力し、イベントの「快適さ」「楽しさ」を追求しながら、無事に終演させ、すべてのお客様に「また来たい」と感じてもらえるような価値を提供することです。

今年の8月に国営ひたち海浜公園で行われるフェス、ROCK IN JAPAN FESTIVALのトレイラー映像

また、たくさんのアーティストが素晴らしいパフォーマンスを展開するイベントをより多くの人に知ってもらうこと、デザインや意匠にベストなアイデアを凝らしたグッズを届けてイベントの高揚感をさらに高めてもらうこと。そんなところにも、ロッキング・オンのイベントのクオリティは宿っています。社外の協力各社との地道な交渉、販売方法の絶え間ない模索、これまでになかったプロモーション戦略やグッズに投入されるクリエイティビティも、業務に求められる姿勢です。

アーティストマネジメント業務

ロッキング・オン・グループの多くの事業は、メディアだと言えます。雑誌やフェスは、これまで知らなかったアーティストや音楽と、聴き手が出会う場所だからです。わたしたちは、初めて出会った音楽が、その後の人生にとってどれだけ大切なものになりうるか、体験として知っています。
ロッキング・オン・グループは2008年から、アマチュア・アーティストのコンテスト、「RO69JACK」をスタートさせました。これまでに16回を数えるこのコンテストは、今では「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「COUNTDOWN JAPAN」に出演するアーティストを常時10組以上輩出し、次世代の音楽シーンを担う多くの才能を送り出してきました。世の中にはたくさんのオーディションやコンテストがありますが、これほど多くの新人の「きっかけ」となったものは「RO69JACK」以外にありません。「RO69JACK」は、これまでロッキング・オンがメディアとして創出してきた「出会い」を、さらに押し広げようと創設された、新たなチャンネルなのです。
そんな「RO69JACK」はこの春より新たに名称を「RO JACK」と変え、さらに次世代を担うアーティストを発掘し、育成し、世の中に広めていこうとしています。この興奮を担い、進めていくのが、アーティストマネジメント業務なのです。

ここでの仕事は、まず担当アーティストを愛することからはじまります。そのアーティストの素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらうための仕事は無限です。アーティストの育成からプロモーション、ライブや音源の制作など、多岐にわたります。そのひとつひとつの業務は、未来の音楽シーンを創ることにつながっているのです。

ウェブ制作業務

ロッキング・オン・グループが運営しているウェブサイトは、大小合わせて20を超えます。月間ユニーク・ユーザー数がピーク時で550万人にのぼる音楽情報サイト「rockinon.com(RO69)」をはじめとして、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「COUNTDOWN JAPAN」などのイベント公式サイト、それらイベントのチケットや出版物、Tシャツ・ブランド「rockin’star★」などを扱うコマース・サイト「rockin’on store」、アマチュア・アーティスト・コンテスト「RO JACK」、そのほかフェス期間中に提供している各種アプリなど、用途やシステムは実に多様です。

ウェブ業務は、それらのサイトを一手にプロデュースする仕事です。単に発注を受けて納品するといった、一般的なIT企業のウェブ制作仕事ではありません。それぞれの担当部署と密にコミュニケーションをとりながら、企画開発から運営、管理、新たな施策の検討など、ロッキング・オン・グループのウェブ・メディアのすべてを絶え間なくプロデュースするのがこの業務なのです。したがって、ロッキング・オンのメディアへの深い理解と日々変化するトレンドへの鋭い洞察が求められるのが、この仕事とも言えます。

メディアプロモーション業務

ロッキング・オン・グループの中でももっとも若い部署に、メディアプロモーション室があります。ここで行う業務は、グループ全体のさまざまな事業を「媒体」として、営業活動を行う仕事です。ですから、この仕事の担当者は、『rockin’on』や『ROCKIN’ON JAPAN』、『CUT』といった雑誌媒体に掲載される広告や、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「COUNTDOWN JAPAN」といったイベントの協賛の獲得がミッションとなります。
しかし、この部署を単に営業部と呼ばずメディアプロモーション室と位置づけるのは、理由があります。それは、「ロッキング・オンの営業」というのは、単に取引先と広告スペースやイベントでのパブリシティ管理を交渉するだけではなく、わたしたちが読者や観客とどんなコミュニケーションをとっているのか、その思想と方法論を理解し共有していただくことが仕事だからです。つまり、ロッキング・オンそれ自体をプロモーションすることが、ここでの仕事なのです。ですから、この部署の担当者はある意味、グループのすべての媒体の動向を誰よりも把握し、そこに込められたメッセージや情熱を、その事業の責任者と同じように説明し表現できることが求められます。ロッキング・オン・グループを社外の方々にもっとも魅力的に伝えることがここでの業務なのです。そしてその上で、取引先がわたしたちに期待するニーズにも最大限お応えしながら、結果的に全方位の顧客満足を実現させる、そんなやりがいに満ちた仕事がこのメディアプロモーション業務なのです。

管理業務

ロッキング・オン・グループには、ロッキング・オン・ホールディングスを親会社として、各事業ごとに子会社が複数存在しています。これらすべてのグループ会社のバック・オフィスとして、経理・財務・人事・総務・法務などの管理業務を担うことがここでの仕事となります。
この業務には、高い専門性と経験が求められます。ロッキング・オン・グループが正しく活動し、社会に貢献していくための原理原則をこの業務は担っているのです。しかし、それだけではありません。むしろ、ここでの仕事は、ロッキング・オン・グループの将来像を描き出すこととも言えます。ロッキング・オンがどんな会社になっていくことが、音楽シーンへのさらなる付加価値の提供となるのか、それはたとえばどんな新しい事業なのか、そのためにはどんな組織になっているべきなのか、そこに集まるのはどのような人材がふさわしいのか、そういった将来像を描き出し、必要となる新たな知見を集め、実際に実現させる――グループの経営そのものに関わる責任が、この業務には求められるのです。