SIGHT 62号

2015/08/11発売

雑誌コード 09798-09
発売日 2015/08/11
定価 817円(税込)

総力特集:安倍政権は違憲だ
国民の理解を得られていないことを総理大臣本人が明言したまま、安全保障関連法案を衆議院で強行採決した安倍政権。参議院での否決や「60日ルール」も視野に入れながら、この法案は衆院での再可決で今国会で会期内に成立してしまうのか。安倍政権の強硬姿勢に大きな批判が集まる中、事態の深刻さを国民に広く知らしめたのは、6月4日の憲法審査会に出席したすべての憲法学者が「集団的自衛権の行使容認は違憲である」と明言したことだった。憲法の存立と立憲主義を踏みにじる「解釈改憲」で国民を戦争のリスクに晒しながら、それでも安倍政権が目指しているものは何なのか? そして、この先に待ち受ける真の未来はどのようなものなのか? SIGHT62号、緊急刊行です!

総力特集:安倍政権は違憲だ

ここで解釈改憲を許せば、憲法に管理されない独裁政権が生まれる
小林 節(慶應大学名誉教授/弁護士) 

安倍政権は、国会で70年間積み重ねた日本の議会制民主主義を踏み倒そうとしている
阪田雅裕(弁護士/元内閣法制局長官)

集団的自衛権は、徴兵制があって初めて成り立つ
田中秀征(民権塾主宰/元経済企画庁長官)

解釈改憲の一番の問題点は、安倍政権の遵法意識にある
木村草太(首都大学東京准教授)

「立憲主義」を掲げたストリートの運動が、街に新しい風景を生んでいる
高橋若木(大正大学講師)

安倍政権の軍事力への過信が日本を紛争拡大の主体にする
藤原帰一(国際政治学者/東京大学法学部・同大学院法学政治学研究科教授)

「せたがやYES!」の前向きなエネルギーが、選挙で圧勝できる「脱原発」区長を作った
保坂展人(世田谷区長)

総論対談: 日本が法治国家であり続けるために「戦後」の供養を
内田樹(哲学者・神戸女学院大学名誉教授/武道家・凱風館館長)
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高橋源一郎(文芸評論家・作家/明治学院大学教授)

連載
連載インタヴュー:北野武 「学び」を語る
小田嶋隆の「私物小説」
酒井啓子 目からウロコの中東の常識・非常識 「中東ABC」
SIGHT LINE:Eve Arnold

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