1966年、15歳の夏にビートルズ唯一の日本公演を武道館の現場で観ていた著者が綴る、珠玉のビートルズ・エッセイ全44本。90年のポール・マッカートニー単独初来日から、「アンソロジー」発表、ジョージ・ハリスンの死、そして、03年のニュー・アルバム「レット･イット･ビー…ネイキッド」まで。ビートルズが本当に“永遠”になったこの十余年を、ビートルズで人生を変えた著者はどんな思いで見つめてきたのか。すべてのロック・リスナーに捧げる人生とロックの言葉――『ビートルズは眠らない』。ビートルズを聴くとは、こういうことである。