SIGHT 52号

2012/06/30発売

雑誌コード 09798-08
発売日 2012/06/30
定価 817円(税込)

総力特集:食べられないのか、住めないのか
──語られない内部被曝と除染の「本当」

<インタヴュー>
今中哲二(京都大学原子炉実験所助教)
石田葉月(福島大学共生システム理工学類准教授)
植松光夫(東京大学大気海洋研究所教授)
浦島充佳(東京慈恵会医科大学准教授)
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)
山内知也(神戸大学大学院海事科学研究科教授)
菊池誠(大阪大学サイバーメディアセンター教授)

総力特集:食べられないのか、住めないのか
──語られない内部被曝と除染の「本当」

3・11から1年3ヵ月。これで5号目の原発問題特集となるSIGHTは、福島において、いや福島においてだけでなく、日本において喫緊の、そして深刻な課題である「除染と内部被曝」をテーマとしました。放射性物質の除染は本当に可能なのか、不可能なのか、どのくらい有効なのか、または無効なのか。農産物・海産物など、食物からの内部被曝の問題は、今の日本においてどのくらい深刻な状況であるのか。その現実を知り、把握した上で、我々はどう考え、どう判断し、どう行動すればよいのか。それを考えるための特集です。医療、放射線量計測、調査等、現地の最前線で活動し続ける方々へのロング・インタヴュー7本で構成した特集、ぜひお読みください!


連載対談
内田樹(哲学者・武道家・神戸女学院大学名誉教授)×高橋源一郎(文芸評論家・作家・明治学院大学教授)
「今の日本を覆いつくしているのは、『反知性主義』だ」

連載インタヴュー 北野武
「脚本を語る・その5」今回は『TAKESHIS’』『監督・ばんざい!』『アキレスと亀』について、渋谷陽一が迫ります

連載インタヴュー 藤原帰一
国際政治学者藤原帰一に渋谷陽一がじっくりと訊く。今回のテーマは、「先の見えない中国はどこへ向かうのか?」

連載書評対談「読むのが怖い!」 北上次郎×大森望
単行本第3集も発売になりました! 今号も選りすぐりの9冊について喧々諤々!

作家インタヴュー
柳広司
「物語なり言葉なりを、今の瞬間的な読者だけじゃなくて、
もう少し、空間的にも、時間的にも、遠くに届けたい」

SIGHT LINE
Moataz Nasr
“Cairo Walk”

<連載コラム>
斎藤美奈子「J-POP文学論」/酒井啓子「中東ABC」/小田嶋隆「万巻一読 ベストセラーを読む」/ピーター・バラカン「名盤おとぎ話」/泉麻人「青春のJ盤アワー」

<連載マンガ>
松苗あけみ「オヤジのための恋愛講座」/いがらしみきお「5秒前の世界」


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