SIGHT ART VOL.2(2015年5月号)
2015/04/13発売
巻頭特集
若冲は絵で世界を救いたかった
若冲は不完全なこの世界を仏の完全な世界に近づけたく絵を描いた
語り手:小林忠(岡田美術館 館長)
『動植綵絵』をはじめ、仏の司る完全な世界を人々に伝えるために絵を描き続けた若冲。
その作品は前衛的であると同時に、観るものを楽しませるユーモアにもあふれている。
「画遊人」若冲の生涯をたどり、現実を超えた表現の根源を探る
「若冲は、理想主義者だったんでしょうね。今の世界ではない、理想社会を夢見ていた」
語り手:辻惟雄(MIHO MUSEUM館長)
日本美術史に埋もれていた奇才・若冲を掘り起こした辻惟雄氏に、自身と若冲の半世紀にわたる物語とその魅力を聞く
なぜセザンヌは30代で田舎に隠遁し、誰にも見せず絵を描き続けたのか?
語り手:新畑泰秀(ブリヂストン美術館 学芸課長)
マグリット、孤高のシュルレアリスムの謎
語り手:南雄介(国立新美術館 副館長)
北野武連載インタビュー 第62回
北野武、「取材」を語る
連載
マンガ いがらしみきお「ART4K」
エッセイ 泉麻人「東京アートな街歩き」
マンガ 松苗あけみ「漫画家だって美術館くらい行きますわ」
エッセイ ピーター・バラカン「名盤おとぎ話」