SIGHT 46号

2010/12/24発売

雑誌コード 09798-02
発売日 2010/12/24
定価 817円(税込)

●総力特集
日本の有罪率、99.9%の何故? 
僕らはみんな有罪になってしまうのか ~ドイツ84%、イギリス68%、中国98%~

秋山賢三(弁護士/元裁判官)
宗像紀夫(弁護士/元東京地検特捜部長)
若狭勝(弁護士/元東京地検公安部長)
小坂井久(弁護士/甲南大学法科大学院教授)
指宿信(成城大学法学部教授)

●第2特集
ブック・オブ・ザ・イヤー2010
高橋源一郎×斎藤美奈子/北上次郎×大森望/小田嶋隆

●連載対談 内田樹×高橋源一郎
●外交問題インタヴュー 藤原帰一

●総力特集 日本の有罪率、99.9%の何故?
日本の有罪率が「99.9%」だということをご存知ですか? 次々に発覚する冤罪事件や、大阪地検特捜部によるフロッピーディスクの改ざん事件など、日本の司法制度の問題点が次々に明るみになる昨今、SIGHTは、日本の有罪率99.9%というデータに注目しました。これは、諸外国と比較しても類を見ないほどの高い数字で、ひとたび起訴されれば、ほぼ間違いなく有罪という判決が下されてしまうという、この国の司法制度の実情を表しています。今号のSIGHTでは、この異常な数字の背景にある日本の司法の問題点に、元裁判官、元検事、そして法曹の最前線を知る学者の方々のロング・インタヴューを通して迫ります。意外と知られていない司法制度の仕組みや驚きの内実、そして「取調べの可視化」の実効性まで、徹底的に追究した強力特集です!

●第2特集 ブック・オブ・ザ・イヤー2010
今年もやります! 年末恒例「ブック・オブ・ザ・イヤー2010」。高橋源一郎×斎藤美奈子による文芸・評論編、北上次郎×大森望によるエンターテインメント編、そして小田嶋隆連載「ベストセラーを読む 万巻一読」の2010年総集編の3本立て。ベストセラー作品はもちろん、歴史小説から海外SFアンソロジーまで縦横無尽のセレクトでお届けします!

●ついに書籍化される内田樹×高橋源一郎の連載対談では、何かとキナくさい日本とアジアの隣国間問題について、当代随一の論客ふたりがビシッと提言。国際政治学者・藤原帰一インタヴューでは、戦略なき日本外交について、周辺国それぞれの事情もフォローしながら徹底的に分析。

●さらに、2010年の世相と自身の活動を振り返る北野武インタヴューほか、斎藤美奈子、酒井啓子、泉麻人、ピーター・バラカンetcの強力連載もお楽しみに!

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