名美・イン・ブルー

2001/09/21発売

初版発行日 2001/09/21 発売
ISBN 4-947599-96-0
著者名 石井隆
定 価 1650円(税込)

70年代を熱狂の渦に巻き込んだ、あの伝説の「名美」が帰ってくる!!
こんなにちゃんと人としての女性を描ける男性が日本にいただろうか?――吉本ばなな(本書解説より)

昨年発売の『カンタレッラの匣』に引き続き、石井隆の劇画をまたもや弊社が刊行します! 今度は70年代を熱狂の渦に巻き込んだ「名美」――石井隆の代表作と言われながら、単行本が長らく絶版だった9篇を収録。さらに、カバーと口絵には本書のために特別に描き下ろした「名美」新作イラスト4点、石井隆の可能性の中心を鋭く抉り出す吉本ばななの解説を収録!

石井 隆(いしい たかし) プロフィール:
1946年、仙台市生まれ。早稲田大学商学部卒業。在学中にアルバイトで日活末期の撮影現場で監督助手を体験。直後に結婚。生活のため実話雑誌の雑文書きのアルバイト中、埋め草として初めて描いた劇画に注文が舞い込んで、いつしか生活の糧に。3年後「ヤングコミック」誌に引き抜かれて表舞台に立ち、77年『名美』『天使のはらわた』で一躍、人気作家となる。以後『赤い教室』『イルミネーション』など数十冊に及ぶ話題作を発表。
その一方、78年『天使のはらわた』が映画化され、2作目に脚本家としてデビュー。88年『天使のはらわた・赤い眩暈』で少年の頃から夢だった監督デビューを果たす。以降『死んでもいい』『ヌードの夜』『GONIN』など話題作を発表し、国内外の映画祭で受賞。97年3月、制作プロダクション(有)ファム・ファタルを設立。『黒の天使vol.1』『黒の天使vol.2』『フリーズ・ミー』を制作。2001年8月には『TOKYO G.P.』(ZEEBRA、HIRO主演)を公開。また同年8月には、フランス・パリの「エトランジェ映画祭」で一挙9本の特集上映、10月にはロサンゼルスの「アメリカン・シネマテーク」で特集上映が予定されている。

取り扱いネット書店

Contact Us

ロッキング・オン・グループ各社に関するお問い合わせは、 こちらよりお送りください。