事業部を越えた有機的な繋がりが、生きたグルーヴを生む

30代女性 入社8年目 事業部を越えた有機的な繋がりが、生きたグルーヴを生む IT企画・開発

デジタルの力でロッキング・オン・グループ全社を支え、事業の拡大に貢献する部署

――IT企画・開発を担う、IT事業部の事業領域について。

IT事業部は簡単に言うと、デジタルやインターネットの力でロッキング・オン・グループ全社を支え、事業を拡大していく部署だと思っています。例えばイベント事業との関わりでいうと、フェス公式アプリである『Jフェス』で、フェスの当日に使っていただく機能を用意したり、フェス公式サイトを準備したり、チケット販売のシステムを提供したりというのが、ユーザーに見える形の業務です。それ以外にもアプリを使うことによって、行動データが溜まっていくので、そのデータをイベント部に提供して、一緒に分析するといったこともIT事業部の部員が担当しています。
個人的には『Jフェス』とフェス現場をつないで、参加者の皆さんに対してもっと何か楽しいことができないかといったことも思案しています。あまり事業領域を自分から決め込まずに、IT事業部員としてのスキルであるとか、知識が生かせそうなプロジェクトであれば、積極的に介入していくというスタンスがとれる部署だと思います。

グループ全社で、ひとつの事業体・ひとつの生命体としてのグルーヴが生まれる会社

――大型フェスとIT企画・開発との関係性。また他部署との交流について。

公式アプリ『Jフェス』で提供するサービスを増やし続けているので、フェスとIT企画・開発の関係性はどんどん密接になってきていると思います。転売対策のための顔認証、混雑緩和のための入場時間指定、ステージ前方入れ替えエリア、グッズモバイルオーダーなどはフェスの仕組みそのものと言っていいと思うのですが、それらは公式アプリやその周辺で動くシステムによって提供されています。このためフェスの当日に稼働しているシステムは非常に多く、IT事業部員もほぼ全員が会場に出向き、システムに関する参加者からの問い合わせ対応や稼働状況の監視などに従事しています。アプリを活用してフェスを楽しんでいる参加者の皆さんのようすを拝見できることは自分のなかでも大事なやりがいになっていると思います。
次のフェスでどのような仕組みを提供しようか?を考えるときには当然デジタルの領域だけでは完結しませんので、日日イベント部と議論を重ねながら内容をブラッシュアップしています。現在はアプリの担当をしていますが、入社当初は所属アーティストの公式サイトなども担当していたため、アーティストマネジメントの部署の皆さんとも頻繁にコミュニケーションをとっていました。他部署においても部内で完結しない業務は多く、部署が分かれていてもひとつの事業体・ひとつの生命体としてのグルーヴが生まれるような、有機的に強い繋がりをもった会社だと思っています。

――社員から新しい企画提案の機会はあり、採用されるのか。

企画は常に提案していると思います。IT事業部であればアプリ・サイト・システムの改善案や機能追加の提案が中心ですが、他部署においても記事のテーマや扱う内容など、社員発信のものが多いです。社長との距離が本当に近いので、年次や雇用形態に関係なく、提案はしっかりと聞いてもらえます。通りやすさについては「なぜやるのか」「どのくらいコストがかかるのか(大変なのか)」「どういった効果があるのか」といった部分をいかに論理的に、きちんと考えられているかによると思います。ここができていれば採用されるという実感があります。楽しそうだから、他もやっているから、友達があったら良いねと言っていたから、などといった理由では絶対に通りません。

周りに多いのは、時代の流れの中で自分自身ができそうなことを常に考えて、変化していける人

――スキル以外の部分で、周りに多い人材とは。またIT企画・開発に適した人材とは。

「柔軟」という意味で自分のこだわりに執着しない人が多いと思います。意志・自我がないというのとは違っていて、世の中に受け入れられているものを自分の好きとは分けて捉えられるという感じでしょうか。スキルにおいても時代が変わっていくと残る仕事は変化すると思うので、私自身、専門職として特定の仕事に固執することがないように心がけています。例えば、ずっとアプリにかかわりたいと思い続けていても、もしかするとスマートフォンとは何か別の新しいデバイスが出てきたときに、その仕事の役割は重要性を失っていくかもしれません。その時代の流れの中で自分自身ができそうなことを常に考えて、変化していける人がいいのかなと思っています。

1日のタイムスケジュール

  • 9:45
    メール/チャットチェック・プロジェクト管理ツールなどの確認・1日のタスク整理
  • 10:00
    開発会社からの開発資料確認、フィードバック
  • 11:00
    社内プレゼン用資料の準備
  • 11:45
    Jフェス会議(イベント部&IT事業部合同)
  • 12:30
    会議でのフィードバックや次のタスク整理
  • 13:00
    昼休憩
  • 14:00
    β版アプリやシステムの動作確認
  • 15:00
    アプリ開発会社との打ち合わせに向けて議題、相談内容の整理
  • 16:00
    アプリ開発会社との打ち合わせ
  • 17:00
    打ち合わせ内容や次のタスク整理
  • 17:45
    帰宅

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