事業と並走しながら、現場の改善、サポートをする

20代女性 入社2年目 事業と並走しながら、現場の改善、サポートをする 管理業務

数字を元に社員にグループの現在地を知らせる

――新卒でロッキング・オンの経理として入社した理由と、現在の担当業務について。

音楽と会計知識どちらも活かせる企業はないかと考えていたとき、ロッキング・オン・グループの募集に管理部門採用コースがあることを見つけ、音楽業界ならではの数字を扱える経理ができると思い、迷わず応募しました。

幼少期から楽器を習っており、音楽は私にとって常に身近な存在でした。そのため、将来は好きな音楽に関わる仕事をしたいという想いがありました。

その中でも私が経理を志望したのは、学生時代の経験が大きく影響しています。部活動やサークルで会計を担当する機会が多く、数字を通して団体を支えることにやりがいを感じていました。大学時代に簿記の学習を深めたことで、会社の経営を支える経理の仕事に魅力を感じるようになりました。

音楽業界の最前線でフェスや雑誌制作に携わる仕事も魅力的ではありますが、自分自身の強みを考えた時、これまでの会計の経験や知識を活かし、お金のスペシャリストとして音楽業界を支えることができる経理という仕事は私にとって非常に魅力的でした。

また、音楽を核に多様な事業を展開するロッキング・オンは、色々なことに興味を持つ自分の性格にも合致しているなと感じていました。音楽は時代によって大きく変化していきます。フェスの出演アーティストは時代の変化に伴い、バンドだけでなくVtuberやアイドルも出演するようになりましたし、雑誌もシーンの旬な情報を届けるため常に新しいものが求められます。実際に入社後、新しい音楽やエンタメとの出会いがあったり、ロッキング・オンの事業で好きなものが新たに取り上げられたりと、日々刺激的な経験をしています。

入社以来、イベント事業における様々な経理業務を担当しています。フェスの収支管理・売上集計が主な仕事で、アーティストの出演料や制作費の支払、請求書の発行などを行っています。イベント部が作成する収支管理一覧表と齟齬がないか、1つ1つ細かくチェックしながら作業を進めています。

毎月ロッキング・オン・グループの正社員が集まる会議があるのですが、そこで発表する月次会計報告資料の作成も行っています。月次報告の作業を通して、イベント事業だけではなくグループ全体の数字を把握することができるので、事業同士の結びつきを実感できます。そこから会社を俯瞰して見ることで、部署を横断しての情報共有や、新たな改善提案に繋げられることもあります。

月次報告は、社員にグループ全体の数字を共有する場として何十年も続けられています。企業理念にもありますが、ロッキング・オンは「ユーザーが『本当に』求めていること」を考え、誠実に向き合う会社です。それは社内においても同様です。毎月の全社会議で各事業の透明性を確保し、全社員がこの数字の当事者であるという意識を高めています。

数字を元に社員にグループの現在地を知らせる立場であり、事業と並走しながら現場の改善、サポートをしていくのが、ロッキング・オン・グループの経理の特徴であり、存在意義だと思います。

経理という立場から事業の当事者になる

――1年目に経験したことで印象的だったことは。

入社1年目は、イレギュラー業務が多く発生し、インボイス制度や電子帳簿保存法の法改正対応など様々な業務を行いましたが、その中でも特に印象的だったのは、イベント事業に対する補助金申請対応です。

補助金の申請は、コロナ禍によりイベントを開催できず、大きなダメージを受けたロッキング・オンにとって、復活の足がかりの一つといえる重要なものでした。わずかなミスで補助金が支給されない可能性があり、たとえば4日間の公演であればそれを1日ごとに分解するという、普段であれば実施しない作業も必要とされることから、収入と支払の内容を細かくチェックする必要がありました。地道で大変な作業ではありましたが、この作業を通じてイベント部との連携が深まり、管理部門である我々もまた、事業部門とは違った形で収益に直接貢献することができることを学びました。

フェスの現場では、一社員として受付業務に従事したり、経理としてグッズ販売の売上集計、チケット販売状況の確認などを行っています。自分が振り込んだ費用が何にどう使われているのかなど自分の目で見て確認できることにやりがいがあります。イベント事業の他にも、メディア事業では雑誌、アーティストマネジメントではライブなど、少数精鋭の企業なので現場との距離も比較的近く、日々の業務で積み重ねてきた作業の結果がモノやコトで実感できることが多いです。お金の動きと現場の両方を見て、事業の当事者にはない視点で事業を見ることができること、経理のより専門的な視点で、会社や社員の役に立つ提案ができるのは、ロッキング・オンにおける経理の魅力です。

1日のタイムスケジュール

  • 9:45
    メール/チャットのチェック
  • 10:00
    日次業務(入出金明細チェック)
  • 10:30
    請求書支払対応/経費精算対応
  • 13:00
    お昼
  • 14:00
    月次業務(収支管理)
  • 15:00
    経理ミーティング
  • 16:00
    各種会議資料更新
  • 17:30
    メール/チャットのチェック・タスク整理
  • 17:45
    帰宅

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